永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/22(金) 22:14:00.84 ID:ILnw9GSu0
てゐ「何……ついに頭おかしくなった?」
薬売り「いえいえめっそうもありません……あっしは至って正常ですよ」
薬売り「と言うより、可笑しいのは……むしろ」
【御前】
薬売り「の、方かと」
てゐ「――――はぁ!?」
ついには体裁を繕う事すらしなくなった薬売り。
「言いたい事を言えと言われたから言っただけだ」。
そう言わんばかりに吐き連ねる言葉の節々は、見事なまでに他者への敬意を感じさせない。
てゐ「なんだお前……何いきなりグレ出してんのよ……」
思えば……身共と対面した時もこんな感じだったの。
第一印象としてはこう、敬意とは反対の……そうだ。
あれは言うなれば、”軽蔑”の眼差しと言った所か。
薬売り「だって……そうじゃないですか……」
薬売り「笑わない方がどうかしてる……こんな……」
皆の衆努々忘れることなかれ。
そう、このすごぶる意地の悪〜い様相こそが、薬売りの持つ本来の姿なのだ。
いや、絶対そーに決まっておる。嗚呼〜間違いない!
この根拠なく他人を苛立たせる性は、まさに天性・天資・天賦の資質。
もはやそれ以外に、考えられぬのだよ。
【笑】
薬売り「壮大で……雄大で……永遠に近き時を跨るまでの……」
さすれば退魔の剣の持ち主は、やはりこの薬売りこそが望ましきかな……
えぇい! この際だからキッパリ断言してしまおう!
よいか? 他者に纏わる情念・因果・思いの丈、その他諸々諸行無常の数々――――。
この薬売りにとっては、それらの一切などな。
あくまで、”退魔の剣を抜く為の道具”に過ぎぬのだよ。
薬売り「……………………”茶番”など」
【(笑)】
てゐ「 ん だ と コ ラ ッ !」
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