永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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231:名無しNIPPER[saga]
2017/05/07(日) 11:14:11.38 ID:qbKvk9zbo


(ほら……あたし、頑張ったよ。一人前になったよ)

(あんたよか十分頼れるようになったよ……だからはやく……)

(いい加減……頂戴よ)


 あの手この手で永琳の評判を落とし続け、逆に自分の評価を上げ続けたレイセン。
 ある日レイセンは、ふと気づきました。
 今のこの状況は、「都で人気者だった頃とおんなじだ」と。

 少々の無理を言っても、周りはレイセンの言う事を拒みません。
 少々サボっても、もはや誰も咎めたりはしません。
 レイセンは取り戻したのです。かつてのあの称賛と羨望と、ほんの少しの妬みが混じった生活を。



(キッ…………タァァァァーーーーッ!)




 しかしそんな生活も、長くは続きませんでした。




(業務連絡! 玉兎各位! 業務連絡――――)


(我らが永琳が――――ついに”地上に落ちる”んですって!)




――――もっと嬉しい出来事が、起こったからです。




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