永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/04/01(土) 15:53:36.30 ID:WqlHno/No
うどんげ「恥ずかしい話だけどね、あたしもてゐも、お師匠様すらも、妹紅を食い止めれた試しがないのよ」
薬売り「貴方の妖術を持ってしても、ですか……?」
完璧に溶け込んでいるが故に。
もし下手人の類に襲われれば、対応は後手に回らざるを得ないのではないだろうか……と、身共は考えるわけだ。
仮に下手人が病人を装ったとしよう。
見るからにいかにもな輩であろうとも、病に苦しんでいると言う”建前”があれば、薬師としては門戸を開かぬわけにはいかぬであろうて。
うどんげ「妹紅にはね、波長そのものがないのよ」
うどんげ「あたしの術は波長があって初めて操る事ができる……んだけど、妹紅の波長はずっと止まったままなの」
うどんげ「波は揺らぐからこその波なの。止まった波長は、ただの一本線でしかないわ」
うどんげ「これじゃあ、あたしじゃどうする事も出来ない」
薬売り(一本の……線……)
そして病魔に苦しむ患者を救わんと、いざ馳せ参じたその途端……
”グサリ!”と刃を突き刺されれば、はてさて、どうして躱した物か。
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