永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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116:名無しNIPPER[saga]
2017/04/01(土) 16:06:25.42 ID:WqlHno/No


薬売り「生命の波長が止まったまま……と言う事は」

薬売り「やはり不死の薬の効能……文字通り”永遠”を手にした、と言うわけですかな」


 ま、とは言う物の、そこは自称月の民。
 仮にそのような者共が現れたとて、彼奴等の奇怪な妖術を持ってすれば、そんじょそこいらの曲者ではとても太刀打ちできまいて。


うどんげ「それとね、妹紅の場合はもう一つ問題があって……」

薬売り「まだあるんですかぃ……」


 その代表例が、この竹林にてやたらと目にする兎共だ。
 竹林に似つかわしくない白い毛皮は、やはり術によって連れ込まれた防人なのである。
 それはもう一人の妖兎、てゐが術。
 この兎が鼠の如く各地へと点在し、ある時は警守を。ある時は曲者の撃退を受け持つ……のだが。

 とはいえ、曲者などそうそうめったに現れる場所ではないが故な。
 長らく家事手伝いに留まっている。と言うのが現状のようじゃ。


うどんげ「妹紅は、不死と同時に”炎術師”でもあるのよ」

うどんげ「不死とは言え、なんでただの人間がそんな強力な術を持ってるのか……そこはマジで、未だに謎なんだけど」


 先刻の山ほど詰まった食料の籠がそれだ。
 あの煩わしい重い荷。わざわざ運ばずとも、あの場に置いておくだけで、兎が勝手に亭まで送って行ってくれるという……。
 いやはや、それほど有用な兎ならば、身共も是非一匹頂戴したいものよの。





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