永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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102:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 01:47:42.43 ID:GS5/l6xSo

うどんげ「姫様の部屋にあった置物、覚えてる?」

薬売り「無論です。見るからに珍品とわかる、それはそれは珍しい品々でした」

うどんげ「その中に、盆栽みたいなのがあったでしょ? こう、先っちょに色とりどりの実が成ってる奴……」

薬売り「ああ、ありましたな」

うどんげ「あれは――――”蓬莱の玉の枝”。薬師なら、名前くらいは聞いたことあるんじゃない?」

 

――――蓬莱の玉の枝とは、不老不死の薬の元とも言われておる物だ。
 この世のどこかにあると言う蓬莱山にのみ生え、宿す実は七色に光り輝いておると言う、まっこと摩訶不思議な木々なそうで。
 その美しさは極楽浄土の風景に同じと言われるほど、大変に美しい実であり、また不老不死の噂も出回った事から、その名は各地へと一気に広まり申した。


 しかし今日まで、位に関係なく無数の者どもが捜索に当たったと言われておるが、いまだその現物を手にした者はおらぬ……
 と言うのが、広く知られた通説であろう。



うどんげ「言っとくけど、本物じゃないわよ。あそこにあったのは全部贋作(レプリカ)」

うどんげ「でも、姫様だけは――――唯一、蓬莱の玉の枝の”本物”を所持している」

薬売り「……ほぉ」



【姫君之宝】



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