322: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/04/22(土) 19:38:41.35 ID:N4f4DzpF0
「ん?」
みなさんがわたしを取り囲む中、ハシビロコウさんだけが遠巻きにわたしを見つめていました。いや、もうこれは睨んでいました。
「ええと……」
「…………」
なぜか心の仲間で見透かされているような気分になります。何か知っちゃったんでしょうか、わたし……。
そんなハシビロコウさんの様子に気付いたのはトキさんでした。
「どうしたの? ハシビロコウ」
「……昔、オオカミから聞いたんだけど」
ハシビロコウさんがぼそりと口を開きます。
「フレンズ型のセルリアンがいたんだって」
「……え?」
一瞬でわたしを見つめる目が変わりました。
347Res/218.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20