フレンズは繁栄しました【人退×けもフレ】
1- 20
317: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/04/22(土) 19:33:10.39 ID:N4f4DzpF0
 ザク、ザク、という音がどこからか聞こえてきました。その一定のリズムには、なんだか聞き覚えがあります。そう、これは大群が行進しているときにそっくりです。

 アルパカさんも気が付いたようです。

「う〜ん、足音?」

 やがて壁に空いた穴から、

「あれぇ、ボス、いっぱい来たね〜」

 大量の『ボス』が姿を現したのです。

『『『『保護スルヨ。保護スルヨ』』』』

 蛇口から水があふれるかの如く、次々湧き出るボス。その光景には、思わず恐怖せずにはいられません。わたしはアルパカさんの袖を引っ張り自然と後ずさりします。

「ほほ、本当に大丈夫なんですよねっ!?」

「だいじょーぶだってぇ。しんぱいしょうーだねぇ」

『『『『保護……ほほ、保護ごごごごごご』』』』

「なんだかエラー起きてませんか!?」

「調子悪いのぉ、ボス?」

 リズミカルに更新をしていたボスたちは、私たちを取り囲むと突如としてその動きを止め、バグが起きたように音声不良を起こし始めました。何か他にも不調があるのか、皆細かく震えています。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
347Res/218.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice