233: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/03/30(木) 15:18:07.98 ID:Yskfq0Py0
「すごいねぇあんた! サーバルでもないのにあんなジャンプしちゃうなんてさ!」
「すっごく楽しかった! もう一回やろー!!」
「もう二度としませんっ!」
それだけはきっちり言っておきます。そしてお二人をどかして起き上がりました。
「……。とりあえず、セルリアンはもうここにはいないんですよね?」
「うーん。匂いや気配はしないねぇ」
「だいじょーぶだよー」
「それは……、よかったです」
お二人の野生の勘を信じましょう。……若干一名不安ですが。
その時、わたしのおなかがぐぅ、と鳴りました。
「あれ? お腹すいてんの?」
「……ええ、恥ずかしながら」
よく考えたら、朝にクッキーをかじった以外何も口にしていません。緊張が解けたせいか、急に空腹が襲ってきます。
「わたし、ジャパリまん持ってるよ! はい、どーぞ」
カワウソさんがどこからか『ジャパリまん』とやらを取り出し、わたしにくれました。
「これは?」
「ジャパリまん。私たちの大好物なんだー!」
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