176: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/03/21(火) 14:17:17.59 ID:3m83T0D/0
「すごいねぇ! あんた、サンドスターを出せるなんて」
ジャガーさんが感心したように私を見ました。
「はあ?」
「うん! 私サンドスターでセルリアンを攻撃するフレンズなんて初めて見たよ〜」
カワウソさんも同じようにわたしの顔を覗きこみます。
サンドスター? ああ、金平糖のことでしょうか。
「あれは金平糖というお菓子です。サンドスターではありませんよ」
「え、お菓子!?」
ジャガーさんが飛びつきます。
「もったいない! あんなに美味しいものをセルリアンにやっちゃうなんて!」
「おかしってなーにー?」
「ふ、二人とも!? 近い! 近いですからっ!」
迫りくる二人を押しのけます。
「このピンチを抜け出せたら差し上げます! ひとまず早く遠くに行かなければ……」
ぐずぐずしていればセルリアンがやってきかねません。ですから、このあたりからなるべく離れなければなりません。
「早く、遠く……」
ジャガーさんが考え込みました。そして、
「なんかそれっぽいの知ってるけど」
347Res/218.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20