日向「神蝕……?」
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126: ◆XksB4AwhxU
2017/04/06(木) 11:00:52.69 ID:aF6711jD0

左右田 「結果は0件。九頭龍菜摘ってやつはこの希望ヶ峰学園にはいねーとさ」

九頭龍 「データの上だけの話だ!!」ドンッ

小泉  「テーブル叩くのはやめな!……予備学科のほうには聞いてみたの?」

日向  「俺が教室に行ってみた。佐藤も九頭龍もたしかにそのクラスにはいたらしいんだけどな。
     出席名簿にはなかった。幻の生徒ってやつだ」

花村  「やあ、みんなそろって何の話だい?そんな辛気くさい顔をしてないで、ボクの新作チョコレートをお食べよ!」

日向  「そうだ……花村だ!」ガタッ

花村  「ンフフ、待ちきれないっていうんだね?いいよ日向くん、さあ!このチョコレートに舌をはわせて、先っちょの
     ベリーをいやらしく舐めまわして、そして口にずっぽりと含ん「お前、南地区のパン屋で九頭龍の妹を見たって言ってたよな!」……え」

花村  「ま、まあ……見た、というか会った、というか……」

九頭龍 「お前、それをなんで言わねーんだよ!」

花村  「ええっ!?じゃああの子が九頭龍くんの妹って本当の話だったの!?」

左右田 「……んん?どういう意味だ?」

花村  「だって九頭龍くん、一人っ子でしょ!」


その言葉に、小泉が「ちがうよ!」と反論する。


小泉  「あ、アタシ……菜摘ちゃんのことは中学のころからずっと知ってるんだよ?花村が覚えてないだけだって」

花村  「弐大くんも一緒にいたけど、彼も覚えてないって言ってたよ!」

日向  「あの、記憶力がたいして悪くない弐大が……?たしかにおかしいな」

左右田 「……」

左右田 「なあ。オレ今、すっげー嫌なこと思いついちまったんだけど、言っていいか?」

左右田 「あのプログラムに入る前、オレたち記憶消されてたよな。もともとの記憶を消せるってことはよ……逆に
     "偽の記憶を植えつける"ってこともできんじゃねーのか?」

九頭龍 「テメエ、言っていいことと悪いことがあんだろーが!!」

左右田 「可能性の話をしてんだよ!!」

九頭龍 「それがマジなら……マジなら、オレの思い出もっ……あの島でオレとペコが小泉を殺したのも、全部っ……」

小泉  「九頭龍……」

九頭龍 「偽モンの記憶に振り回されて、いもしねえ妹のために、小泉を殺しちまったってことになんじゃねーかよ!!!」

日向  「ちがう!!それなら、九頭龍の妹がここに存在する理由が分からないだろ!!」

花村  「な、なになに?ぼく、地雷踏んじゃった……?」てるてるてる

神代  「いや、むしろファインプレーだよ」もぐもぐ

花村  「うわあああ!?」

日小左九「「「「!?」」」」


第一印象、小学生。
そいつは、テーブルに置かれたチョコレートバーをかじっていた。


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