日向「神蝕……?」
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127: ◆XksB4AwhxU
2017/04/06(木) 11:01:19.34 ID:aF6711jD0


神代  「僕の才能なら、お兄ちゃんたちの謎に賢者タイムのような明快な答えをあげられるかもよ」

日向  「お前は……誰だ?」

神代  「僕は神代優兎(かみしろ ゆうと)"超高校級の諜報員"なんて呼ばれている……もともと影は薄かったんだけど、
     この文字のおかげでますます仕事がやりやすくなってね」

神代は頬にある『隠』を指さした。

神代  「こうやって注目を浴びていると、露出[田島「チ○コ破裂するっ!」]の気分だよ。……妹さんの話だけど、"夢"で同じチームになるまでは
     会ってなかったんだよね?」

九頭龍 「な、なんで同じチームだったことまで知ってんだ!?」

神代  「僕の肩書、もう忘れた?」

九頭龍 「ぐっ……」

神代  「うん。妹……菜摘さんがどうして今まで当のお兄さんと接触しなかったのか。そこはブラックボックスだからさすがに分からないけど、
     菜摘さんは予備学科の生徒とも親しくしていないから、その方面から崩すのはむずかしいかな。
     ただ、意外な交友関係があるみたいだ」

日向  「意外……?」

神代  「"超高校級の野球選手"……桑田怜恩くん」

左右田 「はぁ!?どんな接点だよ!!」

神代  「桑田くんも78期の中では孤立していて、菜摘さん、あとは霧切さんくらいしか生徒と接点がないんだ。
     普段も蝕も一人で行動しているみたいだから、捕まえやすいよ。"始"の時から交流があるみたいだけど、菜摘さんの情報を得たいなら
     当たってみるのも手だね。……と、うわさをすれば」


神代が指さした先には、トレイに料理をのせる桑田がいた。


九頭龍 「……ちょっと聞いてみるか」ガタッ

小泉  「あ、待って!いきなりはさすがに「おい桑田、テメエちょっと面貸せ」なんでそんなヤクザみたいな挨拶すんのよ!」

九頭龍 「ヤクザなのは事実なんだから仕方ねーだろ!!……おい、テメエ菜摘とどこで知り合った?あいつについて洗いざらい吐いてもらおうじゃねーかよ」

桑田  「わ、悪いんすけど……オレからはちょっと話せねーっていうか……話すなって言われてるっつーか……」

九頭龍 「あぁ!?テメエあんま舐めた事抜かしてっと」ぐいっ


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