108: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:40:53.35 ID:XWj0qJN60
ピタリとお嬢様の動きが止まる。
お嬢様「ほんとうに?」
女「マジマジ。この人と付き合うなんて、隕石が降ってきて自宅が全壊するくらいあり得ないから」
ギャル「そこまで言う……?」
お嬢様「でもさっきあんなに仲良さそうに……」
どこが?
女「とにかく、ほんとにないから!」
ギャル「そこまで否定しなくても……」
お嬢様「ほ、ほら……先輩も、こんなに、かわいそう」
女「質の悪い冗談で迷惑してる私がかわいそう」
ギャル「あ、今の台詞ナルシっぽい。うける」
女「笑えるか」
質の悪い冗談の横行に辟易とした。
もういい、疲れた。この人置いて教室帰ろう。
お嬢様「あ、ちょっ……」
お嬢様の手を引き、先輩に背を向けた。
さよならは言わない。
ギャル「あ、でも……」
もうこれでばいばい。
怒鳴ったり、悪態をついたり、さんざっぱら嫌い嫌いオーラを出したんだ、もう話しかけてくることはないだろう。これで話しかけてきたらどんだけ面の皮が厚いんだって話。
そうおもった私の背にギャルはこれ以上にない爆弾を投げつけてきた。
ギャル「レズなのはまちがいないっしょ?」
気づいたらお嬢様から手を放し、ギャルの顔を平手していた。
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