会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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313: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2019/10/13(日) 02:05:39.26 ID:go9BVJnCo
男「……は?」

副部長「……」

男「急に毒づくなよ」

幼馴染「事実よ、一年生の時なんてほんと酷かったものね」

幼馴染「だからバンドなんて組みたくなかったもの、今はどうかしらね?」

刺々しい物言いだが柔らかな口調から敵意のような物は感じられない。

発奮しているつもりか。

副部長「入部したばかりの時、幼馴染ちゃんは可愛くてベースが上手で可愛くて……本当に遠い存在だった」

可愛くてが重複してるけど。

副部長「あれからたくさん練習して……」

副部長「その結果副部長を任されたんだから、足なんて引っ張らないよ!」

幼馴染「そう、なら」チラッ

男「!」

幼馴染「良いけど」

むしろ気にされていたのは俺の方だったのか、一瞬だけこちらを向いた影響で幼馴染のツインテールがふわりと揺れた。

幼馴染の奴、大きな勘違いをしているな。
俺は最初から副部長、副会長、作曲先輩に期待なんかしていない。
割り切っているんだよ、お前もプロなら分かるだろう?
あのお遊戯会の仲良しこよしをやるつもりは無い。
駄目なりにも最善を目指さなければ。

〜♪

やっと始まったか。





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