俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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2022/10/03(月) 22:20:29.86 ID:C6AJlavI0
平塚「いくらなんでも彼女の気持ちくらいはちゃんと確認してあったのだろう?」
俺が答えられずにいるのを見て先生が更に畳みかけてくる。幾分面白がっているように見えるのは気のせいか。
そういやこの先生、前にも雪ノ下が俺に好意を寄せてるみたいなこと言ってたっけか。
八幡「えっと、まぁ、それは …… こないだふたりで会った時に」
不意を衝かれたせいもあり、しどろもどろのうちについ口を滑らせてしまう。
平塚「ほう。ふたりで会って話をしたのかね? それは初耳だな」
ごにょごにょと歯切れの悪い俺の答えに何をか察したらしい先生が、やたらと”ふたりで”の部分を強調してくる。
八幡「や、別にそんなんじゃありませんから」
そんなんじゃないならどんなんだよとか聞かれてもそれはそれで返答に困るのだが。
だが、そうは答えつつも、自然とあの日のことが思い出されてしまう。
勝手に火照り出す顔を必死に背けながら、空いている方の手をぶんぶん振って否定と同時に必死になって甘い記憶を打ち消す。
平塚「しかし、ふたりで会ったということは、つまりはそういうことなのだろう? 何かね? デートでもしたのかね?」
うりうりと小さく肘で小突いてくる仕草が激ウザい。わざと狙っているのかいないのか脇腹の急所に的確にえぐってくるので無視するわけにもいかない。
精神的にも肉体的にも切羽詰まった俺は、たまりかねて強い調子で遮った。
八幡「いやだから単にふたりして〇西〇海〇園の水族館で魚見て、大観覧車乗って、ぶらぶらと公園を散策したって、ただそれだけの話ですから」
平塚「 ……… 自覚がないのかも知れんが比企谷。世間一般ではそれをデートというのだぞ?」
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