俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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717:1[sage]
2020/03/31(火) 10:52:43.11 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「でも、別にあの時の事であなたを責めているわけではないの」

ふるふると小さく首を振ると、その艶やかな黒髪がさらさらと揺れ、まるで雪の結晶のような光が弾けて空気に溶ける。

以下略 AAS



718:1[sage]
2020/03/31(火) 10:55:39.90 ID:Ls+QV4MJ0

八幡「 ……… なぁ、ひとつだけ聞いていいか?」

緊張のあまり掠れた声で問う俺に、雪ノ下がこくんと小さく頷いて返す。

以下略 AAS



719:1[sage]
2020/03/31(火) 10:56:56.39 ID:Ls+QV4MJ0


気が付くとゴンドラは観覧車の頂上へと差し掛かっていた。


以下略 AAS



720:1[sage]
2020/03/31(火) 11:00:12.63 ID:Ls+QV4MJ0

彼女に向けられた視線を逸らすこともできず、熱にうかされたように頭の中心が痺れたまま、ゆっくりと、まるで吸い寄せられるように互いの顔が近づく。

そして、ふたりの唇が重なるかと思われた、まさにその瞬間、

以下略 AAS



721:1[sage]
2020/03/31(火) 11:05:45.66 ID:Ls+QV4MJ0


* * * * * * *




722:1[sage]
2020/03/31(火) 11:08:02.01 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「 ―――― そう、姉さんがあなたの家に。あの人の考えそうなことだわ」


雪ノ下が深々と溜息を吐きながら首を振る。
以下略 AAS



723:1[sage]
2020/03/31(火) 11:11:19.72 ID:Ls+QV4MJ0

八幡「一応、お前のこと心配してってことなんじゃないのか?」

雪乃「そうかしら」

以下略 AAS



724:1[sage]
2020/03/31(火) 11:15:11.69 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「ひ、比企谷くん、そ、その子、な、なんとかしてくれないかしら」

これが大型犬だったらさすがに俺も腰が引けてしまうところだが相手は小型犬、しかもまだ仔犬に過ぎない。

以下略 AAS



725:1[sage]
2020/03/31(火) 11:17:49.85 ID:Ls+QV4MJ0

八幡「そういやこないだ、お前の姉ちゃん、犬を飼うみたいなこと言ってたぞ?」

先日ミスドで出くわした折に陽乃さんと交わした会話を思い出す。

以下略 AAS



726:1[sage]
2020/03/31(火) 11:20:34.58 ID:Ls+QV4MJ0

八幡「だったらお前も今のうちに少し慣れといた方がいいんじゃねぇのか? どうせ家に帰ったら嫌でも顔を合わせることになるんだし」

雪乃「それはそう ……… なのかも知れないけれど」

以下略 AAS



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