俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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625:1[sage]
2019/07/14(日) 23:45:45.38 ID:I8jB+if+0

八幡「だから言っただろ、葉山の相手は大変だぞって」

三浦「そんなことわかってるし。……… でも、しょうないじゃん」

以下略 AAS



626:1[sage]
2019/07/14(日) 23:48:38.27 ID:I8jB+if+0

八幡「んで、いつからなんだ、それ?」

頃合いを見計らって、先程からずっと気になっていたことを切り出すと、三浦が一瞬だけキョトンとした顔になる。

以下略 AAS



627:1[sage]
2019/07/14(日) 23:52:26.20 ID:I8jB+if+0

三浦の視力が悪化した原因は聞かずとも想像できる。

いかにもギャルギャルした見かけや言動にも拘わらず、由比ヶ浜や戸部と違って三浦の成績が悪いという噂はついぞ聞いたことがない。
かといって見てくれがいくら似てるからといって、まさかビリギャルのように地頭がいいとも思えない。
以下略 AAS



628:1[sage]
2019/07/14(日) 23:55:17.89 ID:I8jB+if+0

八幡「 ――― ひとつだけ、あいつの本心を訊きだす手立てがないわけでもない」

三浦「 ………… え?」

以下略 AAS



629:1[sage]
2019/07/14(日) 23:58:35.54 ID:I8jB+if+0

正直、三浦が葉山を落とすことが出来れば俺の仕事もやりやすくなる、そういう計算が働かなかったわけでもない。
何も知らない三浦を駒として利用するのは幾分気が引けたが、なにぶん、今回は相手が相手だ。手段なぞ選んでいられないし選ぶつもりも毛頭ない。

八幡「もう一度確認するが、お前は葉山の本心が知りたいってことでいいんだな?」
以下略 AAS



630:1[sage]
2019/07/15(月) 00:01:16.88 ID:yJKsoavJ0

三浦「 ――― そういえば、結衣がさ、あんただったら何とかしてくれるかもって言ってた」

店を出て、寒さに白くけぶる息の向こう、数歩離れた位置から三浦が振り返りざまに俺に向けて声をかけてきた。

以下略 AAS



631:1[sage]
2019/07/15(月) 00:02:08.75 ID:yJKsoavJ0


「 ……… 思ってたより、いいヤツみたい、だな」ボソッ


以下略 AAS



632:1[sage]
2019/07/15(月) 00:06:20.50 ID:yJKsoavJ0

三浦「なっ? ちょっ? はぁ? だ、誰もあんたのことなんて、そんな風に思ってないし!?」


八幡「え? あ、や、お前のこと言ったつもりなんだけど?」
以下略 AAS



633:1[sage]
2019/07/15(月) 00:13:13.77 ID:yJKsoavJ0

八幡「じゃ、な」

三浦「 …… ん」

以下略 AAS



634:1[sage]
2019/07/15(月) 00:14:57.22 ID:yJKsoavJ0

いずれにせよ、誰もがみんな主人公なんて幼稚園でやる桃太郎の演劇みたいなことはありえない。

だから、みんなを救おうとするやり方では、自ずと限界が生じてしまう。事実、あの葉山でさえ、すぐ傍にいる三浦を救うことすらできないではないか。

以下略 AAS



635:1[sage]
2019/07/15(月) 00:17:29.92 ID:yJKsoavJ0

キリがいいので今日はこの辺で。

このまま週2くらいのペースで……できたらいいですね。ノシ゛


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