【ハンター×ハンター】逆風のヨークシンオークション その2【安価】
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23: ◆1WEjI0bkj6[saga]
2017/02/08(水) 22:49:35.16 ID:HH9/nZuP0
「なるほどね。 確かに、幻影旅団はA級賞金首。それを捕まえる為には、一時的にマフィアと協力したとしても問題は少ない、か」

幻影旅団の捕獲、という言葉に琴線が触れた様子のジンジャーにヴォルトは畳み掛ける。

「でしょ、それにノストラード組からも別途で報酬も出すと思うよ。 いや、そう説得して見せるからさ、協力してよ」

「旅団を捕獲した際の報酬金の配分は? 僕としては、捕獲に僕が関わっていれば最低、六億。 貢献の度合いで、取り分アップでいいよ」

「う、うん。 私達の最優先事項はボスの護衛だから。 それに組の方でも、ノストラード組が旅団の捕縛に貢献したって名声が一番大事みたい
 だし、報酬に関しては大丈夫だと思うよ」

「・・・悪くは無い話だね」

「ホント!?」

ジンジャーは頷くが、それから少し目を細めた。

「ああ、だけど一つ問題がある。 君達・・・護衛団だったかな。 護衛団が僕と組むならば、足手纏いになられては困るということ。
 勿論これは最低限の話で、出来れば旅団と戦う場合、戦力になるのが理想だね。
 折角組むのに、結局僕一人のほうが動きやすい、なんて事態になったら困るんだ」

話終えた後、ジンジャーは携帯に何やら打ち込む。

どうやら、メールをだったようで、すぐに返信メールの着信音が鳴る。

返信を確認するとジンジャーは席を立ち、出口のドアを開けた。

「僕について来てくれ。 護衛団の代表として、君達の実力を確かめさせて欲しい」

三人はジンジャーに続いて、薄暗い通路を歩いて行った。


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