【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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◆86inwKqtElvs
[saga]
2017/03/13(月) 20:13:23.15 ID:fAcYjDcp0
…………、
祐介「…………」
春「お待たせ。祐介くん、その絵興味あるの?」
祐介「珍しい絵があると思ってな」
祐介「今でこそこの画家は評価されているが、それはつい最近だ」
祐介「この絵はいつからある?」
春「いつからだろう。この家が建った時にはもうあったように思うけど」
春「10年は前になるかな」
祐介「では評価される前だな」
祐介「春の父親は、絵画に興味があったのか?」
春「私が知る限り、お父様にそういう趣味はなかったな」
春「付き合いと投機目的で買ったんだと思うよ」
春「祐介くんには面白くない話でしょ? 芸術をビジネスにするっていうのは」
祐介「そうだな」
祐介「だがビジネス目的だったにしろ、世間の評価を得る前にこの画家を評価していたということは」
祐介「春の父親は慧眼の持ち主ではあったんだな」
春「どうなんだろうね」
春「モノの性能を見る目としてはあったんじゃないかな」
祐介「そうか……」
春「良かったら別の部屋にある絵やオブジェも見る?」
春「何だったら、譲ってもいいよ」
祐介「いいのか!?」
祐介「あ、いや」
祐介「思い出の品だろう?」
春「その価値をわかる人に譲った方が絵も喜ぶよ」
春「ちゃんと愛してくれる人に」
春「他のもそう。色々とお父様の遺品はあるけど」
春「私じゃ使い道のないモノばかりだから。買い手や譲り手探してるんだ」
春「絵や彫刻とかは、祐介くんに聞いた方がいいよね、うん」
祐介「絵の価値は世間の評価だけで決まるものではない」
祐介「同じ家に何年も一緒にあったんだ」
祐介「思い入れはあるだろう?」
春「投機目的で買われた絵に思い入れ持ったって仕方ないよ」
祐介「…………」
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