【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
1- 20
549: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/03/13(月) 20:12:01.98 ID:fAcYjDcp0

《春の家・リビング》


春「マコちゃんも来るって聞いてたんだけどね」

祐介「俺もそう聞いていたんだが」

祐介「正直、俺だけここにいても何かあるのか?」

春「私に聞かれても……」


 ――――


モルガナ「え、祐介も騙したのか?」

真「騙したって言ったら悪いけど、見張っててって言ったら春気付きそうだしね」

竜司「祐介も真が来るって思ってるんだろ? ひでえな、それ」


 ――――


祐介「まあ用事があるんだろう」

春「用事、か」

春「……紅茶でいい? ストレート? ミルク?」

祐介「じゃあストレートで頼む」

祐介「できれば日本茶がいいのだが」

春「ごめんね、日本茶詳しくないの」

春「茶道は習ってないんだ。勉強した方がいいかな」

春「とりあえず、今ここには紅茶しかないから、ごめんね」

祐介「コーヒーはないのか?」

春「身体が受け付けなくなっちゃったんだ」

祐介「そうか……」

祐介「竜司が心配していた」

春「そう」

春「何も心配はいらないのにね。上手く壊れていっているってことだから」

祐介「春、」

春「このことについて何か言うつもりなら、祐介くんも対象にするよ」

春「できれば壊すのは彼に好意を持つ女性だけにしたいんだけど」

春「理由をこじつけられるなら八つ当たりしてもいいかなっていうぐらいには、気が立ってるから」

春「それで、何か言いたいの? 祐介くん」

祐介「……、なんでもない」

祐介「俺が言えることはないんだろう」

春「分かってくれて嬉しいな。じゃあ淹れてくるね」

祐介「ああ」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
829Res/432.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice