30:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/09(月) 00:16:08.24 ID:JSGxJH370
私は――
映像でしか見たことのない、『島村卯月』のステージを思い出す。
世界の誰よりも眩しくて、世界の誰よりも力強い。
そんな絶対の存在が――アイドルが、そこに居ました。
『島村卯月』は、どんな世界を見ていたのでしょうか。どれほど眩しい世界を見ていたのでしょうか。
アイドルになれば、同じ世界が見れるのでしょうか。
同じ世界を、皆さんに見せることができるんでしょうか。
「届きたい」
あの存在に。『島村卯月』に。
胸に宿ったこの気持ちは、きっと『憧れ』。『島村卯月』のように微笑むアイドルみたいになりたい。
「アイドルに、なりたい」
あの笑顔に届くかなんてわからない。でも、今この胸に宿った気持ちは偽物なんかじゃない。
島村卯月の心に生まれた、島村卯月だけの感情なんだ。
誰にだって、否定されたくない。
私が島村卯月の代わりとして生み出されたイミテーションだとしても、心に浮かんだ憧れは絶対に譲れない。
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