89: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/03/10(金) 08:06:39.77 ID:ntNEhCei0
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オウル「それは……趣味だよ」
スノーホワイト「趣味ってそんな事の為に!?」
オウル「私はね。才能に溢れた若者達を絶望させるのが趣味なのだよ」
オウル「ただ手にかけるだけではつまらない。才能を潰して惨めに生きてもらわなければ」
オウル「それに私が生まれた時に消滅した小倉一郎も他人の才能に嫉妬していたようですしね」
オウル「死者への良い手向けとなっているでしょう?ククククッ……ハハハハハ!!」
スノーホワイト「……知っていますか?夢って言うのは呪いと同じなんですよ」
スノーホワイト「途中で挫折した者はずっと呪われたまま……らしいです」
スノーホワイト「貴方の……罪は重い!」
オウル「…………」
体育館
かつてない程の怒りを露わにしたスノーホワイトの動きは今までと違っていた。
敵の反撃もさほど意に介せず、ナイフでオウルの体に次々と傷を与えていた。
オウルが距離を取るとガスを吐き出し、煙幕を作り出した。
敵の姿が煙幕で消えてもスノーホワイトは動じなかった。
オウルはスノーホワイトの猛攻に動揺している。
心の声は筒抜けであった。
スノーホワイトは声の聞こえる方向へ向けて、煙幕の闇の中でナイフを突き出した。
スノーホワイト「…………」
オウル「…………」
静寂の沈黙が続く中、煙幕が晴れた。
ナイフはオウルの胸に深々と突き刺さっていた。
青白い炎がオウルの身体から発せられ、灰となり崩れ落ちて消滅した。
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