409: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2018/02/23(金) 16:53:42.28 ID:yDNhF24h0
ガイ「流石の魔法少女達も全方位からの銃弾は躱しきれないだろ?」
インペラ―「芝浦やるじゃん!」
ガイ「ちゃんと頭を使わないとな、よし撃て!!」
ドガガガガガガガガガ!!!!
タイガ「危ない!」
ルーラ「東條!?」
弾丸の雨から守るべく、タイガはルーラに覆い被さりその身を盾とした。
体全体に浴びるであろう弾丸の苦痛から耐えるべく目を閉じ歯を食いしばった。
弾丸の音が響く中、予想とは違い肉体に一切ダメージが来なかった。
ルーラ「東條……大丈夫よ」
タイガ「え?」
ガイ「おいおいおい!なんだよこの液体は?」
ルーラチームを包むように広がった液体が黒装束達の弾丸を全て防ぎ切っていた。
この魔術の正体はルーラチームはよく知っている。
ケイネス「その程度の玩具で我が魔術を破れると思うなよ」
ガイ「何だこのハゲ?あいつも魔法少女なの?」
ケイネス「ハゲでは無い!!私は魔術師だ!!このクソガキ共め…生意気な口を聞きおって……」
ルーラ「貴方達、これはチャンスなのよ。今すぐ契約者バトルなんてふざけた真似は止めて降伏しなさい」
ルーラ「そうしたら貴方達の身の安全は保障してあげる」
ガイ「あんたらさ。初めて魔法少女になった時、どんな気分だった?」
ルーラ「何よいきなり」
ガイ「すっげードキドキしただろ?他の人とは違った特別な力を手に入れたってさ」
ガイ「それをわざわざ手放すと思うか?お前らだって魔法少女の力を手放したくないだろ」
タイガ「君達とルーラを一緒にしないでくれるかなぁ、ルーラはとても崇高な使命を持って行動しているんだから」
ガイ「様は世の為、人の為、だろ?それなら被災地でも行ってボランティア活動でもしてろよ」
ガイ「人間の身でもやろうと思えば出来るじゃん、でもそれをしないのはさ」
ガイ「魔法少女の力を楽しんでる訳でしょ?結局は俺達と同じ穴の狢って訳よ、分かる?」
ケイネス「くだらん、お前達ウジ虫と問答をする気は無い」
ガイ「お、俺とやる気?いいよ、かかってこいよハゲ」
ケイネス「よろしい!!貴様はこの私が直々に誅罰をくれてやろう!!」
挑発を繰り返すガイに怒りを露わにしたケイネスは月霊髄液に魔力を一気に注ぎ込み
ガイに向かって水銀の斬撃を討ち放つ。
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