201: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/17(水) 00:05:34.11 ID:mmHuulrE0
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ソラ「ただいま」
リブラ「ぐぐっ……」
ファズ「帰ってきたか。そいつは生きているようだな」
ソラ「殺したら実験体にならないからね」
ファズ「こっちは丁度実験が終わった所だよ。惜しい所まで行ったが失敗だ」
ソラ「じゃあ、早速ハヤミを使おうよ」
ファズ「うむ、ファントムが一人で追跡に来るとは鴨にネギだよ」
――――
速水「うう、ぐっ、はぁはぁ……」
ファズ「実験は成功だ!!流石偉大なる天才科学者よ。己をひたすら称えたい気分だよ」
ソラ「へぇ〜。半信半疑だったけど本当に成功しちゃうなんて凄いんだね♪」
ファズ「もっと褒めてもいいぞ。後はそのミサと君の力を奪えば望みは叶うぞ」
ソラ「そうだけど、今のミサが僕の言う通りに来てくれるのは難しいと思うから」
ソラ「信用を取り戻す為の行動を見せなきゃね。それまで待っててよ」
ファズ「そうか」
ソラ「その前に、本当に実験が成功しているか確かめさせてね」
ファズ「私の腕を疑うのか」
ソラ「そうじゃないけど、万が一に力を取り戻して僕が返り討ちにされたらシャレにならないからね」
ソラ「念には念を入れないとね」
ラプチャーと呼ばれる双剣を持ったソラがゆっくりとリブラに近づく。
ファントムの力を奪われ、一般人同然の存在となった彼には抵抗する術がない。
速水「うわあああああ!!やめてくれェーーーー!!」
ソラ「苦痛によるショックでファントムの力が戻るかどうか試させてね。ハヤミ♪」
ラプチャーがリブラの左手の甲を突き刺した。
苦痛に悶えるリブラをソラは笑いながら何度も体を突き刺した。
長く苦痛を与える為に、死なない程度に加減をして何度も何度も……
リブラの悲鳴は一日中続いた――。
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