200: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/17(水) 00:04:27.51 ID:mmHuulrE0
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リブラ(恐ろしい事実を知ってしまった)
リブラ(すぐにワイズマン様に伝えなければ)パキ
ファズ「ん?」
ソラ「おや?」
リブラが後ろへと一歩下がった拍子に瓦礫の一部を踏んづけた。
運悪く、その音が悪魔の実験を繰り返している連中に感づかれた。
リブラ(気付かれた、気付かれた、気付かれた!!)
リブラは全力で走った。
戦っても勝ち目は無い、捕まったら殺される、と本能が危険信号を最大にして告げていた。
背後の様子を確認する余裕は無い。
ひたすら前のみに視線を向けて逃げた。
足元に何かが入り込み、リブラは受け身も取れずにぶざまに転がった。
リブラ「うぐ、ああ……」
ソラ「覗き見なんて趣味悪いよ。ハヤミ」
リブラ「来るな、近づくなァー!!」
ソラ「その怯えよう、やっぱり見っちゃったんだ。なら逃がす訳には行かないね」
リブラ「はぁ……はぁ……うわああああああ!!」
ソラ「僕と戦うつもり?良いよ。相手してあげる」
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