180: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/06(土) 02:38:15.87 ID:IESZEfoJ0
回想の中で鬼島の声が聞こえた気がしたが、気のせいだろう。
ある日、クラスメイトの一人がファントムに襲われた。
トップスピードの助力があったおかげで守る事が出来たが
あと一歩、救出が遅れていたら命を奪われる所だった。
足りない、皆を守るにはまだ力が足りない。
私は更なる強さを得るために特訓を始めた。
力不足によって後悔する事が無い様に。
リップル(手裏剣やクナイを上空に放り投げる。全て自分を標的として)
リップル(飛び道具が私に向かって飛んでくる。それを全て捌き切る!)
多数の敵を同時に相手にする為の鍛錬だ。
ゴキブリのようなおぞましい姿をしたファントムは大量の配下を呼び出し
私は足止めを受けてクラスメイトの救出を遅らせた。
同じ轍は二度と踏まない。
相手が数に物を言わせて仕掛けて来ても迅速に対処しなければ。
それが今の私に出来る唯一の反省だ。
リップル(二発食らったか……。もっと素早く動かなきゃ)
トップスピード「お待たせ〜、ちょっと休憩してお弁当にしようぜ」
リップル「……分かった」
トップスピード「さぁさぁ、たっくさん食べてくれ!俺の自信作だからさ」
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