106: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/03/26(日) 23:09:05.44 ID:yDBXins50
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フェニックス「そらぁ!!」
アリス「…………」
大剣がアリスを斬り裂く、どんな怪我でも治る魔法によってフェニックスを相手に一歩も引かずに戦うが
再生速度はそれほど速くは無く、フェニックスは遠距離からの炎とリーチのある大剣を使い
アリスは一方的に攻撃を受け続けていた。
スノーホワイト「はぁ!!」
フェニックス「読めてるぜ!!」
スノーホワイト「ぐぅっ……」
左目を失ったフェニックスの死角となる部分から攻撃を仕掛けるスノーホワイトだが
そこから仕掛けてくるのは予想済み、フェニックスの陽動にまんまと釣られる形になった。
左手から放たれる地獄の業火がスノーホワイトの身体を焼き、怯ませる。
フェニックス「くたばれや!」
スノーホワイト「――ッ!?」
大剣を振り下ろす寸前、二人の間に誰かが割って入った。
シスター服の魔法少女、シスターナナであった。
シスターナナ「ああ……」
スノーホワイト「シスターナナさん!!」
フェニックス「お仲間を守ったって訳か。なら仲良くあの世に行かせてやるぜ!」
プリズン「ナナァ―ーー!!」
フェニックス「さっき戦った魔法少女か。今さら一匹駆けつけても遅いぜ!!」
プリズン「貴様ァ!!」
フェニックスの周囲から壁が次々と生え、彼を押しつぶさんと迫る。
壁同士が衝突を起こす前にフェニックスは上空へ飛んで回避した。
フェニックス「上空からなら壁は届かねえだろ?食らいなぁ!!」
プリズン「ぐはっ……」
上空から大きな火球を作り出し。プリズンへ投げ落とした。
移動して直撃は避けるが、地面に接触した火球は大きく燃え広がってプリズンを包んだ。
炎で身動きが取れない所に、落下速度を勢いに利用したフェニックスの振り下ろしの斬撃がプリズンの身体を裂いた。
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