新田美波「わたしの弟が、亜人……?」
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867: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/03/25(月) 00:29:02.76 ID:SzhTzFDuO

永井「アナスタシア、おまえのIBMはいまどこだ?」

『十五階に着きました』

永井「プール室に向かわせろ。途中、田中を警戒しろ」

『ダー』


アナスタシアはIBMをプール室に向かって進ませた。真っ直ぐ進み左に曲がるとプール室にたどり着く。アナスタシアのIBMがまず右の通路を確認する。若い黒服が背中を丸めて動かなくなっている姿が見えた。一瞬、呼吸が止まり、心が千切れるほどの悲しみがアナスタシアを襲った。星十字のIBMも、打ちひしがれたように突っ立って動けなくなった。

永井はまだ十四階で、意識の全てを思考に捧げていた。


永井「他に何かあるか? 他に……」


可能性のひとつが消え、永井は別の可能性の検討に移った。そして、ひとつ思いつく。


永井「いや、それはない……」


永井は即座に否定した。


永井「それは僕にしかできない……」




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