737: ◆8zklXZsAwY[saga]
2018/11/07(水) 23:11:58.63 ID:vr0r0Ve5O
永井「山中のおばあちゃんが送ってくれた柿。熟しててあまいよ」
アナスタシア「ハロウィン……」
永井「色は似てるだろ」
文香「おおきいですね、この柿」
ありす「入れ物にはいらないです」
永井「ならここで食べてく? 皮むくよ」
奏「あら、いいの?」
永井「手間じゃないから」
四人がソファに腰を下ろして待っていると、食べやすいおおきさにカットされた柿の鮮やかな橙色が白い皿に載せられてやってきた。柿にはプラスチックのつまようじが刺さっていて、まろやかな感じのライトグリーンが柿の実とは対比的で眼に映えた。
永井「お茶も淹れてくる」
そこで永井はふと気づいたことを口にする。
永井「姉さんはいっしょじゃないの?」
四人とも美波と親しい関係なのに、姉は不在だった。
アナスタシア「ミナミは……アー」
奏「肌を出して弟にお菓子を貰いいくのとか無理だし、イタズラとかもっと無理って」
永井「肌を出さなきゃいいんじゃ?」
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