34: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/01/03(火) 00:45:55.56 ID:5kzXp0UHO
武内P「新田さん、いまどちらに?」
いつもと変わらない丁寧なしゃべり方。だが、美波にはその口調に抑制されたものがあると感じた。落ち着きを意識的に課したような口調。声の速度もいつもよりわずかに速いような気がする。
美波「いまですか? CPルームにいますけど」
武内P「新田さん、あなたに至急連絡しなければならないことがあります。すぐそちらに向かうので、待機していてください」
電話の向こうのプロデューサーは言いながら立ち上がったのか、電話口からガタンという音が聞こえてきた。声の抑制もさっきよりすこし綻んだのがわかった。
美波「それは構わないてますけど……連絡しなければならないことってなんですか?」
武内P「それは……電話では話かねますので、直接お伝えします。とにかくすぐ向かいますので……」
卯月「み、美波ちゃん!」
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