322: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/07/08(土) 13:45:17.68 ID:8mPTevMeO
アナスタシア「ごちそうさま、でした」
アナスタシアは手を合わせながら言った。
永井「口にあったようでよかったよ」
アナスタシア「中身は、キノコ、でしたね? なんていうキノコですか?」
永井「なんだっけな。このあたりでよく採れるんだけど」
アナスタシア「おばあちゃん、と言ってました。その人が、採ってきたのですか?」
永井「まあね。この近くの村に流れ着いたときに出会ったんだ。それからお世話になってる」
アナスタシア「ハラショー。それは、とってもいいこと、ですね」
アナスタシアはさっきたいらげたおにぎりの味を思い出し、いままで食べたこともないくらい美味しいきのこの名前をぜひ知りたいと思った。
アナスタシア「ンー……ショウコに訊けば、わかるかな」
アナスタシアがぼそっとつぶやくと、その声を聞いていた永井が疑問の表情を浮かべたので、アナスタシアは簡単に説明をする。
アナスタシア「アイドルです。同じ寮に住んでて、キノコにとっても詳しくて……」
永井「姉さんはいまそこに?」
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