190: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/05/16(火) 20:22:01.58 ID:AMJLL1TVO
永井「待ち伏せ?」
佐藤「確認する必要があるね」
佐藤がドアを開ける。備品室の中には三人の研究員がいて、手術用ガウンを着たまま、怯えた様子で両手を挙げ、降伏のポーズを示していた。
研究員3「撃つな……われわれ三人は警備員じゃない……」
マスクをした研究員の声は震え、くもぐって聞こえた。永井は研究員たちの怯える様子に安心し、ほっと息を吐き、佐藤に話しかけた。
永井「先を急ぎ……」
佐藤は引き金を引いた。銃弾は佐藤から見て左側にいた研究員の頭部を貫通した。隣にいたマスクの研究員が発砲音がした瞬間、身体を震わせ、身を伏せるように瞼を閉じた。
永井「あ」
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