137: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/04/08(土) 21:27:47.10 ID:4YLo7u+WO
下村「あっ、すみません、だれか」
美波の表情の動きに気づいた下村は、首をまわしてカーテンの向こうに呼びかけたが、だれかがやってくる気配はなかった。下村がキョロキョロと医師か看護師を探しているあいだに、美波の意識は記憶と結びつき、爆発的な化学反応を起こしたみたいに横たわっていた身体が跳ね起こした。
美波「えりっ、慧理子は!?」
勢いよくベットから落ちそうになる美波を下村が受け止めた。肩を押さえてなだめながら美波をベットにもどす。
下村「落ち着いてください、妹さんは無事です」
美波「どこですッ?」
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