96:名無しNIPPER[saga]
2017/05/07(日) 21:39:54.27 ID:GCuDn6z20
そのままフロントを通り抜けられたのは奇跡だと思った。
よくよく考えれば、着替えもない。
自分は何をしているのだと、僕は強い自己嫌悪を覚えた。
それでも連絡しようと僕は電話を取った。
連絡先は悩んだ…だが、電話をしていた。
本部につながればいいと思ったが、コールが始まった瞬間に恐れを感じた。
なぜ、自分がそうしたか分からなかった。
気づけば僕は電話を切っていた。
「…何してんだよ。パニックじゃないか」
そう一人つぶやいた。
誰からの返事もなかった。
ただ北上が浴びてるであろうシャワーの音がした。
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