90:名無しNIPPER[saga]
2017/04/22(土) 21:12:55.28 ID:WxLVMVwR0
そう金髪女は答えると、茶髪女に言う。
「女の顔なんて、本当はね男にとって如何でもいいのよ。
やれるかやれないか。あるいは自分に益があるかないか。
だから私はあの人にしてあげる」
「あなたの言い分はわかった。じゃあ、なんで男は女に働きかけるの?」
「女を所有するまでが楽しいからよ」
金髪はそう言って、茶髪を見る。
「だから男はかわいそうで、女は無様」
「女が無様ってのは飽きられるから?」
「そう。そして悲しいかな、私たちは老いてく」
「どのツラ下げてその言葉が出るのかしら」
茶髪がそう言うと、金髪は大笑いた。
「そうね、お人形だものね、私たち」
金髪はそう言うと、コーヒーを飲みきった。
「帰りましょうか」
「私が呼びに来たのよ。タバコなら吸えたでしょ」
「そうだっけ?」
金髪はそうトボけた。
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