38:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 20:19:17.39 ID:FmEABDeH0
そこで北上は面倒そうだったが、前任者の技術について話してくれた。
「あいつが出来たのは妖精の技の一歩手前までだよ」
「わからん、細かく説明してくれ」
「乱暴な話が建造以外全て出来たってこと」
その断言に僕は絶句した。
そんな人間がいてたまるかと同時に思った。
その驚きは北上にとっては既知のことらしく、彼女は補足した。
「別に驚くほどのことじゃないよ。わたしら、魔法で動いてるわけじゃない。
ブラックボックスの部分が正体不明の妖精ってなだけ。
…提督さ、組み立てられなくてもスマホを使えるし、車に乗れるでしょ?そーゆーこと。
ただ…前のアノ阿保はその妖精の技以外は全て理解してたと私は思ってるんだ。
もっとも、そんな人材がいなければ私たちを量産できないんだけど」
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