35:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 20:14:45.77 ID:FmEABDeH0
翌朝だった。
随分早い時間に僕宛の電話が来た。
その報告を受けて僕は耳を疑った。
確認しても先方の担当者は同じことを繰り返した。
僕はメモ紙を片手に、嫌な予感を感じ取っていた。
「……わかりました。その様に対応します」
そう、告げると僕は電話を切った。
それを見ていた北上が、あくびをかみ殺しながら質問してきた。
「で、何って?」
なんて説明しようか。
そう思い悩みながら、僕は北上に顛末を話すことにした。
「あの空母」
「サラトガね」
「どこの所属でもなかったそうだ」
ピタリと北上のあくびが止まる。
彼女は目つきを細めて質問してきた。
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