ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
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87:名無しNIPPER[saga]
2016/12/28(水) 22:33:07.40 ID:Inhtv6qX0

「……自分で言ってて恥ずかしくないのか、それ」

「恥ずかしい? なぜだい? 事実を事実として述べるのは当然のことだろう?」

「事実? じゃあ聞くが、この1年間でお前は俺にとっての何になったつもりだ? お前が俺の何を変えたというんだ?」


女は、用意してた文字を読むようかのようになんの迷いもなく応える


「親友」

「……親友?」

「僕は君の親友になることで、君を勘違いから解放した。孤独から解放した」

「待て待て。何を言い出す。勘違い? 孤独?」

「覚えていないかい? 君と初めて会った日に僕が言った言葉」

「お前こそ忘れたとか言ってただろうが」

「……そうだったかな? まぁそれは置いておいて」

「君はなんら特別でもなければ、君はただの人間で」

「1人になろうとする必要なんてない。という勘違いから解放したのが僕、というわけだ」


動揺しているわけでも、驚愕しているわけでもないのに、言葉が出てこない


「……興味でも観察でも実験でも。理由はどうあれ、君は僕と共にこの1年を過ごしたと言ってもいい」

「君が、君にとって何かの意味を持つ者に出会えた。それが僕で、それが君の変化だ」

「…………」

「確かに激変なんてものじゃないかもしれない。ただの手掛かり程度のものかもしれない」

「それでも僕自身は、君にとって大きな変化を与えた存在である、と自負しているよ。過大評価も過小評価もなしにね」

「…………ほんと、自分で何言ってやがる」


親友。俺がこの1年で得たものをこいつはそう言い放った

親友? 親しい友。こいつが? 俺の?










親友だと???


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