ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/12/27(火) 13:37:51.17 ID:KF6eDiC80
「いいや。ただ、君が何かに執着するような人間だとは思っていなかったら、意外に感じているだけだよ」
「執着? 俺がお前に執着しているってのか?」
「僕とは言っていないよ。この土地に執着しているのか、はたまた時間や環境に執着しているのか……」
「何にせよ。君が幾度となく、ここに来ているのは何らかの理由がなければおかしいのさ。用がないなんてことはない」
何もかもを知っている、と言わんばかりの声色が俺の全てを見透しているかのようだった
「……お前みたいな奴にあったのは初めてだったからかもな」
「僕みたいな奴、というのは?」
「……俺みたいな特別な者のことだ」
「特別? くつくつ、だから前にも言ったじゃないか。この世に特別な人間なんかいない、と」
「お前やっぱり出会った時の会話覚えてんじゃねえか!!」
「あ」
白い息とともに、意外にもあっさりとボロを出した
「くつくつ、まんまと嵌められたわけだ。君も人が悪い」
「嵌めるつもりなんてなかった。お前がかってに口を滑らしただけだろ」
「痛いところを突かれたよ。割と抜けている人間だと言われるからね。僕は」
「…………知らん」
変な女だ。何度も会いに来るうちに、増々そう思うようになってきた
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