ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
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67:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 13:32:46.39 ID:KF6eDiC80

「僕はただ……この世に特別な人間なんかいない、ってことを知ってもらいたいだけだよ」

「……お前、一体何者なんだ?」

「……僕は―――」

















「お前、あの時俺になんて言ったか覚えてるか?」


冬空の下、俺は向かいの女に問いただす


「あの時? あの時と言うと君に出会った時で間違いないかな?」


柔和な笑みで女は答える


「そうだ。俺がお前に何者なんだと聞いた時の答えを覚えているか?」

「さあ、なんだったかな。僕は飽きっぽくて忘れっぽいからね。何と答えたんだったかな」

「……忘れるほど大した意味を持たないならもういい」

「おや、僕に答えた理由を聞こうとしたんじゃなかったのかい? 尤も、何と答えたのかは覚えていないんだけどね」


くつくつ、と喉の奥を鳴らす独特な笑い方で揶揄うような笑顔を向けてくる


「ところで、今日は僕になんのようかな? 君と会ってからここのところ、ほとんど毎日顔を出しに来ているじゃないか」

「…………用がなくちゃ来ちゃいけないのかよ」


ドカッ、っと俺は乱暴に女の隣に腰を下ろす




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