37: ◆3em28n6/NM[sage saga]
2016/12/20(火) 00:48:04.06 ID:smn9Zex90
久「明日は休みだから、今の内に日程確認しとくわよ」
京太郎(なんにせよ、打たせてくれるって言うんだから、素直に喜んどくか――)フイッ
目を逸らしたその時。視界の隅に、引っ掛かるモノが。
マホ「……」ジー
京太郎(あー……マホちゃん……)
久「それで、1日目は顔合わせと挨拶……麻雀は、2日目から本格的に始める感じで――」
マホ「……」ジー
京太郎(……ったく、その目は反則だろ)
物欲しそうな目。アイスの時と同じだ。
京太郎(口に出して言う以上に、思いが伝わるんだよなぁ……)
久「……以上、何か質問はある?」
京太郎「部長」
久「何かしら?」
京太郎「将来の入部候補者を強化する事も、清澄にとってプラスになる……そう思いませんか?」
久「……もしかして、入部希望の知り合いが居るの?」
京太郎「えぇ。――マホちゃんです」
咲「あぁ、なるほど……」
マホ「えっ、マホですか!?」
久「……夢乃さん、行きたいの?」
マホ「いっ、行きたいです!でも、良いんですか?先輩たちの合宿にお邪魔して」
久「前は私たちの都合で呼んだしね。良いわよ、一人増えるぐらい」
マホ「ありがとうございます!マホ、期待に添えるよう、頑張ります!」
咲「……京ちゃんってさ」ボソ
和「はい?」
咲「なんか、……マホちゃんに甘くない?」
和「……そうですね。大丈夫、後で私が注意しておきますよ」
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