京太郎「俺たちの……」マホ「可能性……?」
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196: ◆3em28n6/NM[sage saga]
2017/04/08(土) 18:13:09.54 ID:z+8iKsTi0
京太郎「清澄高校一年、須賀京太郎です。マホちゃんの付き添いで来ました」

智美「清澄に男子がいるのは知ってたけど、こうやって直接話すのは初めてだな」

佳織「私は、男子がいることすら知らなかったよ……」

京太郎「ま、合同合宿のときもいませんでしたからね。
大会で成績出したわけでもないですし、記憶に残らなくても仕方ない」

ゆみ「久から、君のことはビシバシ鍛えてやってくれと言われているよ」

京太郎「うげ、マジっすか……。まぁ……」

向こうがその気なら話は早い。建前はともかく、元々そのつもりだったのだ。

京太郎「打たせてもらえるなら、ありがたいです。自己紹介も済みましたし、早速やりますか?」

ゆみ「……いや、悪い。まだ、もう一人いるんだ」

京太郎「――え?」

頭の中で数え直す。

京太郎(蒲原さん、加治木さん、津山さん、妹尾さん。ちゃんと四人全員――四人?)

ゆみ「おいモモ、良い加減隠れてないで出てこい」

ーーその呼び掛けに応えるように。

「……はい」ユラッ

京マホ「!?」バッ

二人の後ろに、その少女は立っていた。


桃子「一年生、東横桃子っす。……よろしく、お願いするっす」


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