【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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131: ◆oUKRClYegEez
2017/06/04(日) 17:00:40.47 ID:4yzwQdSS0
洋行「まずは二人とも。お疲れ様でした」

 颯汰と先生の待つ場所へ急いで行くと先生は話し始めた。待っていてくれた。

洋行「二人とも、初めて一週間なのですよね? 驚くほどよく飛べています。僕なんていまだにさっぱりで」

 ははは……と笑いながら頭の後ろをかく坂巻先生。

洋行「さて。早速ですが、勝敗を分けた要因はなんだと思いますか? まず水無月君から」

颯汰「要因……ですか」

 早速の質問にやや驚いたような颯汰だったが、それでもすぐに答えを返した。

颯汰「洸輝が、改めてFCをしようって誘ってくれたから、だと思います。あそこでやめてたら、気持ちが切り替わらなかったら……。勝負以前の問題でした」

洋行「そうですね。それは確かに大きな要因です。まあ若干僕の意図したものとは答えが違うのだけど、まあ最初ですし……。伊泉君はどうですか?」

 先生は続けて、俺に振ってきた。

洸輝「気持ち……で負けていたとは思いません。技術、も、颯汰とはいい勝負だったと思います」

 それを聞いて坂巻先生がチラリと颯汰に目を向けた。

颯汰「そう思います」

 颯汰が同調した。

洸輝「すみません、今ちょっと考えがまとまらなくて……」

 考えるも何も、これだけ出せた自分に少し驚いていた。胸の中は悔しさで満たされていて、これ以上ないほどにいっぱいいっぱいだ。

洋行「構いませんよ。考えることが大切です。何が足りなかったか、何がいけなかったか。考えることを習慣づけていけば、自分で考えたことですから、試合中により思い出しやすくなって、『次同じような場面がきた時』の判断材料になります」


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