勇者「救いたければ手を汚せ」 
1- 20
83:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 00:08:30.11 ID:FHyQmHZuO

「もう、大丈夫だから」

二人は彼の胸に顔を押し付け、涙を流しながら何度も頷いた。

家族、両親という拠り所を失った小さな手が、彼を離すまいと力を込める。

彼には、二人の想いが痛いほどに分かった。

育て親であり、兄と慕った男を失った時の自分と、あまりに似ていたからである。

彼の胸を痛めるのは、それだけではない。

二人を助けることは出来たが、失われた命は、あまりに多かった。

オークに惨殺された人々の遺体が、そこかしこに見受けられる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
674Res/446.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice