119:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 03:08:54.50 ID:Ybh2kIgrO
「魔女よ、都の光球を消せ」
「断る」
魔女は気丈にも睨み返し、凜然とした態度で髑髏に立ち向かう。
髑髏は、いつでも魔女を殺すことが出来る。
そうしないのは、生み出した炎が魔女の死によって消滅するのか判断出来ない為である。
髑髏は空の眼窩が忌々しげに睨み付けると、魔女の体内に突き刺した指先で、魂を引っ掻いた。
「ぐ…ぃッ!!」
魂を削り取られる痛みは凄まじく、あまりの激痛に、魔女の体が大きく跳ねる。
一度、二度、髑髏は繰り返し魔女の魂に爪を立て、手出し出来ずにいる周囲の仲間を嘲笑う。
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