【ラブライブ!】スクールアイドルを始めるらしい
↓ 1- 覧 板 20
138: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/06(月) 11:00:16.07 ID:LW7Mo8Dn0
芽衣『分かれ道だってある』
ちら、ちらと次第に彼女は注目を集めていく。歌い踊り眩しいほどの笑顔を浮かべ、芽衣は客観的に見ればリ・バースと比較して技術が勝っているとは言えない。けれど彼女の歌はにぎやかさの中で明るく響き、まるで楽しさを体現しているかのようなダンスは見ているだけで気持ちが明るくなってくる。
芽衣『けど、寂しくはない。目指す場所がここにあるから』
139:名無しNIPPER[sage]
2017/03/06(月) 11:11:04.81 ID:OPWIGytf0
おかえり
140: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/06(月) 11:15:24.12 ID:LW7Mo8Dn0
芽衣『過去へ未来へ今へ――この声はどこまでも響くんだ』
光輝くステージの中。彼女は生徒達の視線を釘付けにさせるお姫様のように綺麗で可愛くて、とておも同級生のように思えなくて。私と晴香が見ている先で、彼女はあっという間に新入生たちに囲まれた。
晴香「これがアイドル……」
141:名無しNIPPER[sage]
2017/03/06(月) 12:30:45.19 ID:bqAKM/wFO
来てれう〜
待ってたよー!
142:名無しNIPPER[sage]
2017/03/06(月) 13:46:49.88 ID:KOSAmQX8O
待ってた。
143:名無しNIPPER[sage]
2017/03/06(月) 15:31:16.68 ID:kI4VWUBsO
復活したか!待ってたぜ!
144: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/06(月) 22:53:09.63 ID:LW7Mo8Dn0
薄水色のセミロングヘアの女の子。
クールそうなきりっとした顔立ち、モデルのようなスタイル、ピンと背筋を立てせて凛々しく、歩く姿にすら華がある。
冷静沈着で冷酷さすら感じさせる彼女の表情だが、私は知っている。仲間に可愛らしいアイテムなどを指摘され照れたり、ライブで楽しそうに笑う彼女の女子高生らしい面を。
彼女の後ろを歩いている人物のことも知っている。
145: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/06(月) 23:24:52.02 ID:LW7Mo8Dn0
深羽「……」
これから何が起こるのか。なんとなく察しがついてしまった私は足を止める。
怖いだとか、面倒だとか、そんな感情からではない。ここから先は関係者以外足を踏み入れることは許されない領域だ。
見学するつもりでいた私が、ただ偶然に勧誘を手伝うことになった私が無遠慮に首を突っ込んでいい問題ではない。
146: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/07(火) 00:59:52.99 ID:wNYIgYGe0
【訂正 そこに → あそこに】
悠「スクールアイドル部――二つ目を作ろうとしているって聞いたけど」
147: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/20(月) 03:51:09.72 ID:pvosI/iw0
悠「ええ。とても大切な決まりごとなの」
わずかに緩んでいた空気が、再び鋭く張り詰める。戸惑い気味だった悠もいつの間にかクールさを取り戻しており、場は再び緊張感に包まれた。
流行りのスクールアイドルを禁止して自分らは続けているのだから、それなりの理由があるのは道理。
わざわざこうして言いに来ているのだ。余程のことなのだろう。でも……。
148: ◆XxLp/boApQ[saga]
2017/03/20(月) 04:18:23.81 ID:pvosI/iw0
ようやく見えてきた学校の事情。けれど私にはまだよく分からない点がいくつかあった。
疑問点はある。けれどこの時点で、部を作るには過酷な条件を乗り越えなければならないことが分かった。
素人が先輩に勝つなんて不可能に近い。だからみんな諦めていたんだ。
207Res/136.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20