紗南「仮面ライダーサナ」
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45:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 23:22:32.27 ID:qJIGiTwi0
「…ンフフフフ、分かっていないようだな小娘…それはお前の事だよ!!」

老紳士怪人がマントをひるがえす。その裏からいくつもの文字のムチが現れ、ありすを襲った。

「…っ!」

ありすは反射的に杖を振るった。光弾がムチを砕く、しかし、先ほどより圧倒的にムチの数が多い。

「…このままじゃ!」

ありすは後ろをちらと見る。
倒れたままの文香は、薄目をあけ、ありすを見上げた。

「…文香さん」

「…私は、大丈夫です」

文香はまた、にこりと笑った。そしてまた倒れ伏した。

「…っ!」

ありすはキッ、と高笑いを続けながら際限なく文字のムチを放つ老紳士怪人を睨み付けた。
すべき事はわかっている。今のままでは勝てない、紗南はあの時どうしたか

「…第二ステージ!」

ベルトのレバーへ手をかけ、開いた。

『ガッチャーン!』
『レベルアップ!』
『解き明かせ、古代遺跡。パズル&ウィッチーズ。』

荘厳な音声が流れ、ベルトから放たれたまばゆい光が襲い来る文字のムチを一瞬で焼き払った。

「なぬっ!?」

ありすの姿が流れるように切り替わる。魔女の衣装はより豪華爛漫に、頭身は元に戻り、その頭を01粒子が覆うと鍔広の魔女帽子になった。

「…あなたを倒して、文香さんの笑顔を守ります!」

ありすはガシャコンロッドのAボタンを叩く。

『キュ・イーン!』

シャコッ!と杖の柄が伸び、ありすの身の丈にも並ぶ長杖となった。


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