提督「…さぁ出撃してこい!」 曙「黙れクソ提督」
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439: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:25:31.96 ID:EZSD/G5MO
川内「…私だって信じられないし、本当だとしても今までのこと許す気はないけど…。…仲間が言うなら、話を聞くくらいならいいかなって…」
赤城「私も付いて行きます」
440: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:26:18.32 ID:EZSD/G5MO
五月雨「…」
耳をすます。
裏庭の角に立つ五月雨の耳に携帯の着信音が遠くから聞こえる。
441: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:26:52.24 ID:EZSD/G5MO
五月雨「…失礼します」
提督の黒い携帯を開き息を飲んだ。
提督のホーム画面には、お茶を運んで笑いかける私が写っていた。
442: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:27:29.35 ID:EZSD/G5MO
五月雨へ
まず、このような回りくどい方法になってしまったことを謝らせてほしい。
何度も五月雨に伝えようと、何度もこのメールを送ろうとしたが、君の顔がよぎるたびに心苦しくなり結局最後までメールを送ることができなかった。
443: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:28:01.87 ID:EZSD/G5MO
…私はある目的を持ってこの鎮守府に訪れた。知っての通り、艦娘同士の間に絆を結ばさせるため、砕けて言うなれば、仲間、同志にさせるためにここへきた。
…そして君のサポートのおかげで、私はこの大きな目標をとうとう達成することができたと思う。
444: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:28:37.80 ID:EZSD/G5MO
これはめでたいことだ。
嬉しいことだ。
この結果を私はこの上なく誇らしく思う。
445: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:29:11.07 ID:EZSD/G5MO
五月雨「ほんっと…大馬鹿野郎です…。携帯、持っていてくれても良かったじゃないですか…。そしたらいつでも連絡が取れなのに…」
五月雨「ほんっとに勝手すぎます…クソ提督ですよ…!。自分だけ満足して帰っちゃって…!!」
446: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:30:19.52 ID:EZSD/G5MO
ー司令室扉前ー
天龍「ッかー!?ダメだ開かねぇ!!」
447: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:31:07.76 ID:EZSD/G5MO
青葉「私が連れてきたんですよ。…このまま、みんなが司令官を誤解したまま別れたら、絶対に後で後悔するって…」
天龍「ッ!!?青葉!お前もまさか気づいて!!?」
448: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2016/11/09(水) 01:31:44.36 ID:EZSD/G5MO
視聴覚室
明石「はいはい!空いてる席から着席していってください!前に詰めて詰めて!」
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