【ラブライブ×ポケモン】穂乃果「オトノキ地方を旅する!」真姫「Part2よ!」(再)
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14: ◆EvBfxcIQ32[saga]
2016/10/18(火) 21:52:23.75 ID:ttLBJWqd0

千鶴子は、強欲なコレクターだった。

バッドスメルとして数々の宝石を窃盗し、さらに元々持つ資金で様々な骨董品を買い占めた。
だが、その資金が底をつき始めたらしい。普通の生活もままならないほどの金欠となってしまった千鶴子。こうなれば自分のコレクションを売るしかない、しかし、千鶴子のコレクターとしての意地がそれを躊躇させた。

そんな千鶴子の元に、とある女性が現れた。

「せいれいプレートを高額で売ってほしい。」

その額は、ある科学者が買い取ると言って提示してきた値段の約十倍。
せいれいプレートは学術的な価値もあり、コレクションお気に入りの一つだったが、背に腹は代えられず、渋々その女性の提案に乗った。

そして、千鶴子に欲が生まれる。

せいれいプレートをバッドスメルに盗まれたことにすれば、さらに保険金を受け取ることができる。と……

そのため、精巧なせいれいプレートのレプリカを作り、あえて警察の前で盗みを成功させるつもりだったのだが……

千鶴子「クローゼットにマスクなんて、しまった覚えはないのですが……」

ぼやくようにそう呟いて連行されていく千鶴子をよそに、花陽は気付かれないように一人こっそりと別の部屋へと移動する。その手には、ハチがクローゼットから見つけたスカタンクのマスクが握られていた。

花陽「……メタモン、へんしん解除」

マスク「」グニョーン

メタモン「メタ〜」

花陽「ありがとう。怪我してるのにごめんね…」ナデナデ

にこ「ふーん、そういうことだったのね」

花陽「ぴゃあ!?に、ににににこさん!?」

にこ「……そのメタモンの持ってるの、バッドスメルの服の一部?」

花陽「は、はい。バッドスメルとのバトルの後、ベトベトンの体についてたので……」

にこ「なるほど、それでわざわざウインディに探し当てさせることで、千鶴子の動揺を誘ったのね」

花陽「はい、正直賭けでしたけど……あ、あの!こ、このことは内緒に……」

にこ「いや、別に私はいいけど……。あんたは、それでいいの?これ、ほとんどあんたの手柄みたいなもんじゃない」

花陽「い、いえ、そんなことはありませんけど……私は――」




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