【ラブライブ×ポケモン】穂乃果「オトノキ地方を旅する!」真姫「Part2よ!」(再)
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13: ◆EvBfxcIQ32[saga]
2016/10/18(火) 21:51:16.84 ID:ttLBJWqd0

ウインディ「……」クンクンッ

命「この部屋って……」

花陽「……千鶴子さんの部屋、ですよね?」

千鶴子「え、えぇ、そうですけど……」

ウインディ「ワンッ!」尻尾パタパタ

命「? ハチ、そのクローゼットがどうかしたの?」

イヤミ「開けても構いませんか?」

千鶴子「はい、構いませんよ?」ホッ

ガチャ

イヤミ「……特に何もないようだ「ワンッ!!」……ん?」

花陽「……」カチッ


クローゼットの奥をゴソゴソと漁るハチを誰もが注目する中、花陽だけが悟られないよう、千鶴子に目を向けていた。
やがて、ハチが何かを咥えて顔を出した。それは、その場にいた誰もが既視感を持つもの。

命「なっ、それって!」

イヤミ「バッドスメルがつけていた、スカタンクのガスマスク!」

にこ「な、なんでそんなところに…!」

ほとんどの者が驚愕を露わにする中、明らかに動揺を隠せないものが一人。

千鶴子「そ、そんなはずは……!!」

そう呟くと、ちらりと、部屋の奥にある金庫に目を向ける。花陽はその瞬間を見逃さなかった。

花陽「ジュカイン、リーフブレード!!」

即座にモンスターボールを投げると同時に指示を出す花陽。ボールから飛び出したジュカインは即座に両腕の緑刃で、金庫を×字に切り裂いた。
ガラガラと崩壊する金庫の扉。その中から現れたのは、大量のスカタンクのガスマスクとバッドスメルの着ていたライダースーツさらには色とりどりの大量の宝石……今までバッドスメルに盗まれた財宝たちだった。

しんと静まり返る室内、命がハッと我に返りすべてを理解したように溜息を吐く。そしてゆっくりと千鶴子に近づいて、口を開いた。

命「千鶴子さん、あなたがバッドスメルなんですね」





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