92:名無しNIPPER[saga]
2016/09/30(金) 02:35:12.67 ID:6l7dxE9X0
仗助「うおおおおおおおおおおおおおッ!!ふ、噴上ィィィーッ!!」
仗助はこの時、
億泰が死んだという現実を受け入れた。
なぜなら彼の頭の中には
「億泰のように手遅れにしたくないッ!確実に治したいッ!」
という思いがよぎったからだ。
犯人なんかもうどうでもいい、
噴上だけでも助けたい
そう思っていた。
仗助「しっかりしろォーッ!噴上ィーッ!」
裕也「あの女が・・・億泰を刺した隙に・・・ドジちまった・・・」
裕也「すま・・・ねえ・・・」
仗助「いいんだッ!気にするんじゃねえッ!」
仗助(なんでだ・・・なんでクレイジー・ダイヤモンドでも治せないんだッ!!)
全力でクレイジー・ダイヤモンドを使ったが、
噴上の様態は良くなった様には見えない。
むしろ、どんどん顔色が悪くなっている
裕也「・・・仗助・・・頼みがある・・・」
仗助「ああ、なんでも言ってくれッ!!どうしたいんだッ!!」
裕也「・・・ミキタカと・・・女たちに・・・
「ごめんな」
って・・・つた・・・え・・・」
噴上裕也はもうすでに、虫の息だったようだ
最後の力を振り絞って、
仗助に何があったかと
大切な友人へのメッセージを伝えた
強敵でもあり大事な同僚でもあった勇敢な男の最後だった。
372Res/208.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20